体験談

家庭教師時代

わからない所がわからない…(小5 男子生徒)

宿題を出すと全て満点!

だが、「じゃあ、この問題を今解いてみて」と伝えると「わからない」の一言。

答えを写しているだけだったのだ。

なので、どこがわからないのか聞いてみたが「う~ん…」としか返ってこない。

わからない所がわからないのだ。

そこで、僕が問題を解いているところを見ていてもらうことにした。

最初は「ふ~ん」といった感じで見ているだけだった。

だが、何度も同じような問題を解いていると「先生ひょっとしてここって〇〇?」と反応があった。

この反応には僕も「お~!あってる!」と感激した。

その後、「宿題はわからない所はあけとき。答え写さなくていいよ。」と伝えると、次の宿題では全体の20%ぐらいに回答が書かれていた。

なんと半分以上答えがあっている!しかも、残りの80%も苦戦した跡が残っていた。

この勉強方法を繰り返して1カ月程度経つと、自分で考える力が身についたようで、教え方が「解くのを見ていて」ではなく、「(問題をみて)どこがわからない?」に切り替わった。

「わかる」が増えると勉強は楽しくなっていったようで、みるみるうちに点数が伸びていった。

先生サッカーゲームしようや(高3 男子生徒)

当初、「追試のために教えてください。」と家庭教師を頼まれた。

なんとテストの9割が追試で、ほとんどの科目が5点ほどだった…

どうにか追試はクリアし、その後引き続き家庭教師として伺った際、僕は「今日何の勉強する?」と聞くと驚くべき答えが返ってきた。

「先生、勉強よりサッカーゲームしようや。」

驚いて一瞬時が止まった。

だが、「まぁ、1日くらい良いか」と思い対戦してみるがボロ負け。

すると、「先生ソフト貸すから練習してきて」と言われる始末。

「なんでやねん!」と思いつつも、ある程度したら冷めるだろうと思いゲームに付き合っていると、なんと半年間サッカーゲームを教えられ続けた(笑)

そんなある日、「先生勉強教えてーや」と初めて聞くセリフ。

「どないしたんや、頭打ったんか?」と聞くと、「そろそろヤバい気がする」と彼は答えた。

サッカーゲームばかりしていたが、その子には将来の夢があった。

その夢のためには今勉強しないとダメだと思ったようだ。

サッカーゲームで鍛えられた集中力を持った彼に違うスイッチが入った瞬間だった。

最初は勉強に慣れていないため苦戦していたが、やる気になった彼は少しずつ乗り越えていき、行きたかった志望校へ合格した。

増田塾では、このように一人ひとりのペースに合わせた授業を実施していきます。

根気強くお子様と向き合いますので、どうかよろしくお願いいたします。